10月22日(水)~25日(土)まで、東京・中目黒の calif art gallery/Mid-Century MODERN にて、特別イベント「ソール、張り替えてみよ ― 生まれ変わる靴 ―」 が開催されました。

このイベントは、ヴィブラムがグローバルで推進するサステナブルキャンペーン「#REPAIR IF YOU CARE」 の一環として企画されたもので、
イタリアVIBRAMLABOのマスターステファノ氏による、日本の靴修理職人への直接指導を中心に構成されている、こちらのイベントに参加してきました!

👞職人目線で気になったポイント解説!

今回は主に「登山靴」と「トレイルランニングシューズ」のリペアについて、実演を交えながら充実した内容でした。

① 材料の見極め

まずは接着の基本となる「材料の見極め」について、Vibram製品の定番ラバー配合から、
原材料や削り粉を例に、マスター職人が経験談を交えて講義。素材理解が修理精度を高めることを改めて感じました。

② VIBRAMソールカスタム

現場ではスニーカーカスタムからトレランシューズのリペアまで、さまざまなカスタマイズ事例が展示され、修理の参考になりました。

トレイルランニング材料はこちら👇

③ Vibramライトベースシリーズの削り方

テクニカルな「ライトベース メガグリップ」シリーズ。
現時点ではトレイルランニング専用素材で、扱う修理店もごくわずかです。

貼り合わせ時のポイントは中央の「繊維部分のバフ掛け」。

ラグごとに力加減を調整し、破らないように慎重に削ります。
さらに、ワイヤーブラシや多様なアタッチメントを駆使して実演していました。

※削り方:上がNG例、下がOK例。

繊維を貫通させず、ポイントごとにバフ掛けし、最後にワイヤーブラシで毛羽立たせて接着するのがベストです。

④ イベント使用ボンド

 

今回は 中央樹脂ケミカル CESシリーズ5000Uウレタンボンド + グルーブースター を使用。
登山靴やトレランシューズのようなテクニカルなリペアにも対応でき、強度・作業性ともに高評価でした。

過酷な環境でも使用可能なよう、耐熱・耐水性を高める グルーブースター は必須です。

まとめ

今回のイベントは、職人ならではのマニアックな質問も飛び交い、非常に充実した時間となりました☺️

イベントで登場した 登山靴ソールVIBRAMライトベースシリーズ のトレイルランニングソールはすでに発注済みです。
製造スケジュールの都合上、入荷は 来年2~3月頃 を予定しています。

これまで素材がなく対応できなかった修理ジャンルにも挑戦できるようになります。ぜひ皆さまお楽しみに!

また今後もVIBRAMイベントはバージョンアップしながら定期開催される予定です。
次回の開催もぜひ楽しみに待ちましょう✨

(株)昴 塚脇