LB042ソールのオールソール修理例

今回は、最近入荷しましたトレイルランニング向けMEGA GRIP配合のオンライン限定新商品Vibram LB042ソールを使ってのオールソール修理例をご紹介します🤗こちらのソールはご覧の通りでなんと！ソールのベース部が1ｍｍなんです。初めてこのソールを見たときは、ビックリ！と、なんじゃこれ？が一緒になりました。（笑）

その1ｍｍという特徴を生かして、今回ソールは外さずに試してみようと思います！

　こちらの靴、パット見はソール外周はあまり減っていないようですが、やはり真ん中とヒール部分はかなり減ってました💦

これだけの凹凸でも雨降りの日はツルッツルなんです☔
さあ作業スタート！

まずは、突起の大きい部分をカットして、その後ソールのベース部分を残すように全体的にパターンのみを削り落とします。
　　削り落とせたら、次は1mmのVibram LB42のバフ掛けです。ついついフィニッシャーでやりがちですが、本来はワイヤーブラシやヤスリを併用して慎重にお願いします。ｍ(__)m

（なので私は2か所ほど小さく穴が開いちゃいました(;’∀’)）

全体的にバフ掛けが終わったら、スニーカー側とソール側共にシンナー拭きして汚れを取ったらボンドを塗布。今回はソールを外さないので、つま先の巻上がりもこのあたりまでで貼ってみます。　
ボンドが乾燥したら接着。先頭のソールパターンの突起がちょっと大きいので、つま先の角度に合わせて若干削って完成👍|　元のソールの上から貼ったにもかかわらず、厚みに違和感がなく、つま先のゲージも取らなかったため、削りや仕上げ作業がものすごく簡単でした😊