~コマンドソールの後継がついに!~
こんにちは。今回は革靴&ブーツファン必見の新商品をご紹介します。2024年6月、英国の老舗 DAVIES ODELL Co. によるコマンドソールが惜しまれつつも製造終了となりました。
多くのブランドやファンに支持されていた名ソールの廃盤に、落胆された方も多かったのではないでしょうか。
そして1年後の今——
ついにその後継モデルが登場——

英国HARBORO RUBBER Co.(ハルボロラバー社)より、新たに【DAINITE RANGER SOLE(ダイナイトレンジャーソール)】として販売開始されました✨
【レンジャーソール比較表】



【レンジャーヒール比較表】



旧コマンドソールとの大きな差は、ヒールの高さが20㎜→12㎜に変わったくらいでしょうか。
ソールのラグの深さなどは大きく変わらず、お馴染みの深いラグパターン(凹凸)で、悪路への対応力が高いソールですね。
□採用ブランドの動向
コマンドソール廃盤により、一部ブランド(例:トリッカーズ)では一時的にグッドイヤーソールへと移行する動きがありましたが、今回のレンジャーソールの登場により、今後は以下のような英国クラシックブランドでの採用も再加速する可能性があります。
・Tricker’s(トリッカーズ)
・Crockett & Jones(クロケット&ジョーンズ)
・Church’s(チャーチ)
・Joseph Cheaney(チーニー)etc,,,
さらに、現時点でハルボロ社のInstagramより、アメリカの Allen Edmonds(アレン・エドモンズ)がいち早く採用をスタートしており、世界的にも注目のソールとなりそうです。
見た目にも無骨で頼れるデザインながら、ビジネスや街歩きにも違和感なく溶け込む、絶妙なバランスが魅力です。
□信頼の復活、新たな定番へ
「コマンドソールの廃盤=終わり」ではありませんでした。それは“進化”への第一歩だったのかもしれません。
英国のクラフトマンシップが息づく【ダイナイトレンジャーソール】は、信頼性・耐久性・デザイン性すべてを兼ね備えた新定番ソールとして、これから多くの靴ブランドを足元から支えていくことでしょう。
革靴・ブーツファンの皆さま、ぜひ今後の動向に注目してみてください!
(株)昴 塚脇