
皆さまこんにちは🤓登山トレッキングブーツ用で色々なソールが登場していますが、いざ挑戦するのはハードルが高いと現場から聞こえてきます。
巷では絶対に「専用圧着機」や「専用木型」が必要だと言われていますが、、、🤔❓職人たるもの、「無理」と聞くと一度は挑戦したくなりますよね❓
Youtubeなどで海外の職人さんがアイディア一つで凄く上手く修理していたり、DIYで直していたりする動画が溢れています。
と言う事で、メルカリでポチっと有名登山靴メーカー「モンベル」のトレックキングブーツを購入して、いざ実践です☺🔥
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■作業手順1.状態確認&底はがし
底はがしの際はピンポイントでヒートガンやドライヤーで「熱」を加えて接着剤を緩めてから剥がす方法がスタンダードです。
クイックヒーターなど靴の状態種類によってはアッパーの化学繊維素材が傷んだり、ソールのプラスチックパーツが溶けたりする可能性があるのでリスク回避が最重要です。




今回はEVA素材のミッドソールで割と簡単にソールが剥がれてくれました。ウレタンミッドソールのモデルで劣化していたりすると、削り落とす方が早いかもしれません。
■作業手順2.アッパー・ソールバフ掛け & ソールのサイズ合わせ
通常のオールソールと同じ流れで、グラインダーを使用してアッパーは「元の接着剤の除去」、ソールは「接着剤が定着しやすくするため」にバフ掛けを行います。
今回は元のEVAを積み上げてソール貼付けではなくカスタムリペアでトレックキングカップソール「502P ライトウルフ」を使用。





カップソールを合わせて「つま先」「カカト」また全周を、銀ペンでラインを引いて取付位置を定めます。
ちなみにライトウルフはじめ登山靴のカップソールは内側接着面はPU(ポリウレタン)素材のモデルが多いですが、接着は思った以上に簡単です。

■作業手順3.接着・圧着
そして皆さんが一番気になる、肝心の接着です☺今回はソールがPU(ポリウレタン)になり、カップソールと言う事もあり、作業性も考慮しいて使用する接着剤は「CES N5000U」ウレタンボンドです。
勿論、CES N7000+でも耐久性の高い接着は可能です。
CES N5000Uは画像の通り、白色の粘度高めの接着剤になります。スニーカーや登山靴で剥がれたソールを見ると、素材に残っているのをよく見る類の白系ウレタン接着剤になります。
今回は理論上の接着処理で作業🐼アッパー側は、革と生地のコンビだったので繊維の奥深くまで根を張るように定着させたかったので「N5000U」2度塗り。
つま先とカカト周りのランドラバー部分は「N500プライマー」処理。」
ソール「502P ライトウルフ」はPU(ポリウレタン)素材なので軽くバフ掛けして、シンナーで脱脂、プライマー処理なしで「N5000U」1度塗り。
乾燥後、ベタツキが無くなってから部分ごとに温めて貼り合わせ、冷めるまで圧着し続けます。(今回はラップでグルグル巻きで1日放置🐼)



5000U使用方法や特性については過去のBLOGや、商品ページの資料をご確認ください🤓
このボンドは普段使用している、ベタツキの強い、グラフト系やネオプレン系とは感覚が異なり、文章や言葉では伝わりにくいので、ご購入の上お試しください☺
■仕上げ/完成・反省点
接着剤のはみ出し跡も、ワイヤーブラシやナイロンブラシで除去できますが、アッパーにラインを引いた際に、接着剤がはみ出しても大丈夫なようにマスキングしておくと後々手間が省けます😅


最終的に「木型」「圧着機」の必要性、メリットについては、「底はがしの際の作業性UP」「接着における面を作り出せる」と言った点なので。それぞれあるに越したことは無いですが、無くとも作業は出来そうです☺
スニーカーカップソールのリペアが出来る職人さんであれば、作業イメージもしやすい修理になります。ご質問などは各営業担当へ、ぜひ挑戦してみてください!!
(※超本格的な雪山登山などになると接着強度の面で不安は残るので、その場合は修理を控えた方が良いかもしれません)
最後になりますが、この手の登山靴修理をより身近にするために、11月にはカップソール対応の「圧着機」&「専用木型」(登山、クライミング、スニーカー各種)を販売予定です!
販売開始にあたりまして、オンラインショップや動画やブログにて詳しくご案内しますのでお楽しみに😊⭐
営業部 つかわき

