どうも毎度おなじみ機械担当中川です。機械のあれやこれやを竹山とタッグを組んで日々話し合っています。そうです。私がネジ一つをいくらでも眺めていられる変な人です👦
さて、話しが変わりますが、フィニッシャーがある日突然止まってしまうなんてことありますよね？考えたくない悪夢かもしれません😢
一つずつ説明していたらすごく文章が長くなるので、原因の一つとして今回はスイッチについてお話させていただきます。フィニッシャーについている多くのスイッチは、“カムスイッチ”か“押し釦スイッチ”！
まぁほとんどこの2種類でしょう。
カムスイッチって何？カムスイッチとは、簡単に言うとスイッチをひねると中の軸（カム）が回転し、接点をつなげる（ON）や接点を離す（OFF）スイッチです。
中身はこんな感じ
動力は3本電気が流れています。このブロックが2つついており、連動して動きます。押し釦スイッチって何？
ONスイッチとOFFスイッチがあり、それぞれ中身はこんな感じ
ONは
OFFは
え？
動力は3本電気流れているんじゃ？ONのときは指を離すと接点が離れるので電気が流れないんじゃ？
そうです。皆さんの疑問はごもっともです。そこで押し釦スイッチ式は内部にもう一つスイッチがあるのです。
ここで一つ。接点は金属の板が閉じたり開いたりすることにより電気が流れます。離れる際に火花が散り接点が焦げ付き電気が流れなくなります。
そうです。スイッチはペーパー等と同様に消耗品です。押す回数があらかじめメーカーにより決まっています。
また、接点はバネと押す力で開いたり閉じたりします。ごく稀に何らかの理由で接続されなかったりします。
接続されなかったら、ブレーカーが飛んだり、最悪の場合モーターが焼き付きます。ONを押したときにモーターの回転がいつもとは違う挙動・・・回らなかったり、異音がしたり・・・そういった場合はすぐにOFFにしてください。2～3秒ほどでモーターが焼き付きます。
ON-OFFをカチカチ動かすと復旧する場合もあります。
材料の削りカスが接点に入り込んで接続を妨げるなんてこともありますので日々の掃除が大切ですね💦掃除する際は必ず刷毛で掃除するか拭き掃除をお願いします。エアーガンなどを使用すると、粉塵が飛び、余計に接点に入り込みます。
以上機械の豆知識でした<(_ _)>🌟
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(株)昴 中川
